1:吊り天井にかかる資金量を算出する

2020年6月20日土曜日

吊り天井の発注手順

t f B! P L
まず最初に吊り天井用に差し入れていく
増し玉の量を設定し、
それに必要な金額を計算します。
この計算によって出された金額を
ヘッジトレード益から割り当てる事になります。


1:ヘッジの金額の計算



まず吊り天井を仕掛けるのに必要な資金の計算を行います。
計算式には

  • 1ロットあたりの通貨数
  • ヘッジのロット本数
  • ヘッジのストップ値幅(何円逆行したらヘッジが切られるか)


の3つが必要になります。
このうち「1ロットあたりの通貨数」は
トレード開始時に既に決まっているはずですので
改めて決めないといけないのは
「ヘッジのロット本数」「ヘッジの値幅」の2つになります。
この2つを決めたら全部を掛け合わせて以下の計算を行います。

ヘッジの総資金量=ヘッジの値幅×ヘッジのロット本数×1ロットあたりの通貨数


これでヘッジ全体の資金量を計算する事ができます。

計算例

ドル円ベースで1ロットあたり1000通貨、
ヘッジのロット数を10ロット、
ヘッジ幅を3円、
とした場合ヘッジの総資金量は

1,000通貨×10ロット×3円=30,000円

となります。



【補足】目安の決め方について


目安を基準についてですが、
これにつきましては明確な基準があるわけではありません。
ですので、以下の内容につきましては
あくまでも現時点での私の意見という形でご覧ください。


まずロット数に関してですが、
これはさすがに最低10本は欲しいところです。
別ページであらためて解説いたしますが、
教科書と同じ設定で、1ロット1000通貨、本体70本に
初回ヘッジ本数10本で吊り天井をスタートした場合、
両建てが完成するのに5円の下落が必要となります。
(固定ポジションを1本も持っていない場合です)

さすがに5円も落ちたらトレーダーの心理として
そろそろ止まって欲しいと思うのではないかと思いますが、
初回ヘッジ量が10本以下ですと、さらに大きな下落幅が必要になります。

エントリー直後に5円以上の下落幅という場面は
通常めったに無いと思いますが、
万が一5円以上直落してしまうと
仮に持ちこたえても立て直すのに相当苦労すると思いますし、
吊り天井開始時に10本ロットがあれば
大体5円下落で最悪ほぼ両建てに持ち込めるという基準で
10本というのはありかなと思います。


次にストップの目安幅ですが、
3円くらいあれば安心なのかなと個人的には思います。
3円幅の根拠につきましては
これくらい値幅があれば急にダマシで値動きの方向が変わっても
切られることはないだろうという素人考え(笑)です。

ちなみに私が先日実際に試した設定では
10ロット+固定ポジションが10本にストップの目安が約3円幅でしたが、
しっかりと下落の値動きを殺して順行に持ち込めましたので
割と良い設定だったのではないかなと個人的には思っています。

手持ちのヘッジ資金が乏しい際にはストップ幅3円は難しいにしても、
確実に順行側にトレンド転換したのを見極めるという意味で
ストップの目安は2円以上あったほうがいいのかなと思います。
最適な設定はその時の状況や相場の流れで変わってくるので
皆様もぜひ色々試行錯誤してみてください。
(丸投げですみません。。。)




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