想定される使用場面

 利用場面について

吊り天井の利用場面ですが、
エントリー直後に想像以上に下げが厳しく
複利が立て続けに切られたりするような状況に有効と思います。

先日急激な逆行を経験して思ったのですが、
トラップは一旦価格を上げてから下げた際に
利益を出す仕組みになっているため、
あまりに一直線に逆に行ってしまうとトラップが機能せず
利益を出す手段はほぼ限られてしまいます。

唯一の頼みはヘッジトレード益という事になりますが、
こちらも大きく逆行すると
段々とヘッジに使える資金量が乏しくなってきますので、
この手元に残されたヘッジトレード益をどう上手く使って立ち回るかが
ピンチ脱出の鍵になると思います。
そんな時が吊り天井の使い時と思います。

吊り天井発動のタイミングとしては
ある程度値段が下がった状態からでも充分に間に合いますので
情勢を判断しつつ検討してみると良いでしょう。

逆に下げがイマイチで値動きが上がったり下がったりする場合は
万が一中途半端に順行して吊り天井が切られた際に
結構大きなロットを失いますので
下げの底が見通せる場合は別の手を検討、
もしくは吊り天井をしても
利食い益を全て増し玉の方に回さずに
一部取っておくのがおすすめの戦略という事になると思います。