吊り天井のメリット

2020年6月20日土曜日

吊り天井の概要

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 吊り天井のメリットについて


吊り天井を行った場合のメリットとしては
以下の物が挙げられます。


ヘッジトレードの補完として


吊り天井はヘッジトレード益から一定の金額を差し入れる事で、
下落によって生じるヘッジ益をどんどん利食いして
玉数を増殖させていくため、
下値を更新していくほどに資金量が減っていく
ヘッジトレードの弱点を補うことができるようになります。
 ヘッジトレードからうまくバトンタッチすれば
資金量の減ってしまったヘッジトレードを休ませながら、
引き続き大きなロットを用いたヘッジを続ける事ができるようになります。
(私も実際に吊り天井開始直後に
資金切れでヘッジトレードを停止しましたが
引き続き大きなロットでヘッジを掛け続ける事ができました)















下落幅が大きいほどヘッジ額が大きくなる


吊り天井のヘッジは最初に差し入れた金額以降は
下落によって生じるヘッジ益を利用できるため、
急激な下げ局面で手持ちが乏しい場合でも
差し入れた金額以上にヘッジ効果を発揮することができます。
私も実際に吊り天井に差し入れた金額は
ヘッジトレード益の最後の残り分という状況でしたが、
その後の大きな下落の動きをかなり吸収できました。


ヘッジ量は無制限


ヘッジ量は無制限に増やすことが可能で、
大幅な下落に対しては両建て状態やそれ以上の状態を作ることも可能です。
両建てに持ち込めれば以後の下落は全てヘッジが効きますので、
想定外の下落に対して一定以上の含み損の拡大を食い止め、
大幅な下落に耐える事ができるようになります。


利食い益を温存することも可能


利食いした金額の一部をヘッジの増し玉に回さずに取っておけば、
利益を温存する事も可能です。


両建てが完成した後は逆行で利益が出せる状態に


固定ポジションと組み合わせて両建てに持ち込む事も可能です。
両建てが完成した後もヘッジ玉を拡大していく事が可能ですので、
両建て状態以上に拡大した利食い益で別玉を建てれば、
下落幅から利益を出すことが可能となります。





順行時にはヘッジトレードを復活させる事ができる。


持ち直して順行した場合、吊り天井が切られた際には、
切られた所からヘッジトレードを再開する事ができます。
吊り天井が切られたという事は順行したという事ですので
順行幅に応じたヘッジトレードの復活が見込めます。

イメージとしては
・ヘッジトレードが弱ってきたら吊り天井にバトンタッチ。
・吊り天井が切られたらヘッジトレードにバトンタッチ。
つまり

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ヘッジトレード⇔吊り天井

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の往復が期待できます

※吊り天井のストップ目安の下げ幅が大きい場合は復活しない場合があります。



他のヘッジ手法と併用可能


固定ポジションやヘッジトレードといった
くるくるワイドに用意されている従来のヘッジ施策とも
全く競合せず共存する事が可能です。
例えば固定ポジションを10本持っていた場合は
吊り天井が両建てになるのに60本までの増し玉で良くなりますし、
吊り天井が切られた際に仮想建値化を行えば
建値位置までへの復活がより早まると思います。
また仮想建値用の資金を吊り天井に回したり、
その逆も可能ですので、より戦略に柔軟性が出てきます。




メンタルが楽になる


これは副次的な物ですが、
どれほど逆行しても「どうせいずれ両建てが完成するんだ」と思えることで
かなりメンタル的に楽になれます。
仮に両建てが完成しなくとも、利確と増し玉を繰り返すことで
ヘッジ本数が加速度的に増加していきますので、
相対的に含み損の増え方が目に見えて緩やかになっていきます。
個人的にはこれが一番大きいメリットでした。


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