上側に吊り天井を出してみた① - トレード振り返り

2021年3月19日金曜日

熱気球

t f B! P L

こんにちは。
またまた以前の記事から随分時間が経ちました。

 

もう春も近いですね


 

今回の記事は以前から試してみたかった
上方向に向かっての吊り天井の記事になります。
上方向の吊り天井に関しては
以前から頭の片隅でアイデアはあったのですが、
自分の実力では大きな波は拾えないだろうという思い込みもあり
まったく事前準備をしておらず、
トレードを見返してみると随分バタバタとした展開になりました。

それでもやはり得るものも随分ありましたので
トレードの感想と、その他の気づきをまとめて
記事にしておこうと思います。

今回も記事の最後にリアル収支と内訳を出しますので
お楽しみに!\(^0^)/

トレード振り返り

建値から少し下がった後に直上げという、くるくる実験には最適な流れでした

 

今回のトレードは
もともとヨコヨコ時の仕掛けをテストしていた関係で
あまり動きの無い中で細々と複利の建て増しをしていましたが
(ヨコヨコ時の仕掛けはまた別の機会に記事にしようと思っています)
突如上方向にチャートが動いたため
慌てて積み立てしていた複利を利食いして
そのまま上側の吊り天井に移行しました。








その後の展開としては
上昇が順調に進み、吊り天井を4回ほど仕掛けなおす事ができました。
ただ途中で気づいたのが、
下方向の吊り天井の感覚で
全部の利益を建て増しに使ってしまうと
反転して逆行した際に
吊り天井で建て増しした複利群が
まとめて切られてしまいます。
(この辺は攻撃的複利や接近戦と考え方は同じです。)

 

この流れで4回上側の吊り天井を仕掛けました

 

そのため今回は
含み益が乗った複利を何本かずつ残しながら
建て増しの作業を行っていました。
「吊り天井はトレンドに全力疾走」
というイメージがありましたので
これは少々誤算でしたが、
それでも利益的には充分にメリットがあったと思います。




終盤勢いが落ちてきたので
分割で複利を残したりカウンターで固定ポジションを当てたりして
逆行に備えました。

今回はエントリー直後に少しだけ下がった後
建値近辺をウロウロして上昇という理想的な流れでしたので
固定ポジションを充分に建てられるほどの
ヘッジ益を確保できていました。

 

それによって
少々大きめの調整が入った状態でも
それなりに利益を安定させられたと思います。

 

連発したヘッジが効いてます

 

ただ今後「建値を一度も割らずに直上げ」
という展開は充分に考えられます。
そうなると手仕舞い用時にカウンター用の
ポジションの資金源が無くなりますので
その際の手仕舞いの方法としては
「トラップ益を使って固定ポジションを建てる」
という方法もオプションとして
想定しておいて良いと思います。
(トラップ益に関しては気づきがありましたので、
後ほど別にまとめています)
 


収支公開

それではお楽しみの収支の公開のコーナーです。
少ない資金のトレードを公開するのは
毎回恥ずかしいですが行ってみましょう!m9 (`・ω・´)

(今回は1万円でエントリーしてます😂)

それで結局どうなったのかという事なのですが、
まず収支公開の前にお断りさせて頂きますと、
実は今回のトレードの際開始直後に
最初の複利を建てる際に
「0.01ロット」で建てるべきものを
発注をミスって「1ロット」で建ててしまい
慌てて注文を修正したものの
30分足らずで「買い確定益1%マイナス」
という状況になってしまった事をご報告しておきます。

(ちなみに本体は0.70ロットですので
本体以上の複利をいきなり注文したという事になります)

 

ジェイ○ムもびっくり



ですのでこの後の収支は
「買い確定益に+102円(1.02%)」で補正して見ていただけると
助かります。。。


収支に関してですが、
ツイートの時点で8%を達成していました。
その際のツイートが以下です。





この後調整が入った時に
手元の吊り天井とカウンターで入れたヘッジが
どういう動きをするか見てみたかったので
手仕舞いは若干遅らせて、ある程度下がったところで手仕舞いしました。
最終収支は7.72%ですね。



 

それで収支の内訳ですが、
今回は買い確定益がメインのテーマですので
8%の方(ひとつ上のスクショの金額)で計算させてさせて頂きたいと思います。

今回本体のエントリーが1.37166GBPUSDで
チャートはスクショ撮影時に1.40976GBPUSDを指しています。
つまり1.40976GBPUSD-1.37166GBPUSD=0.0381GBPUSDほど
レートが上昇した事になります。

この記事執筆時点でのドル円のレートが
109.2円ですので、ドル円換算で
0.0381GBPUSD×109.2円=4.16052円
くらい上昇した事になるんでしょうか。
大体1つ目の固定のラインが切られるくらいですね。
(自分の感覚的にもそんな感じでした)

前置きが長くなりましたが、
そんな前提で収益の内訳を見てみましょう。
今回もろじゃさんのオートくるくるEAの画面を眺めてみます。
 

収益の内訳


そうは言っても明確に収益が出ているとわかるのは
今回のテーマの「買い」の利益(本体ロングでの複利の利益)となります。
EAをお使いの方はおわかりと思いますが、
ここは基本的に複利関係の利益が表示される欄になります。
(本体ロングの場合)
私は今回初動で複利を丸ごと上側の吊り天井に差し込んだ関係で
ほぼ上側の吊り天井関係の利益と考えて差し支えないと思います。

※他の収支に関してですが、トラップ益やヘッジ益は
確定益と未確定損益が入り乱れておりますし
今回の記事のテーマと離れるため割愛させて頂きます。

このスクショを改めて見てみると、


・買い確定益=66円(+102円)=168円

・買い含み益=104円

となっています。
つまり「買い」の利益全般は
 

買い確定益(66円+102円(補正分)=168円)+買い含み益(=104円)=272円

となります。

合計損益欄の717円にも
補正分の102円をプラスしまして
 

合計損益=717円+102円=819円

となります。
本体は10,000円エントリーですので
これらはそれぞれ

  • 合計損益=819円=8.19%
  • 買い確定益+買い含み益=272円=2.72%


と置き換えて良いと思います。
8.19%の収益の内2.72%が上側の吊り天井の利益なら
結構貢献したんじゃないかなと思います。
自分としては何もしなければ複利3本止まりだったので大満足です。

複利の本数の推移


複利の収益はわかりましたが、
よく考えたらトレード中に
どういう形で複利の本数が推移したかがわからないと
いけないなという事に気づきましたので

わかる範囲でですが、
ログから複利の建て増しの記録を出してみましたので
良かったら参考にされてください。

  1. 建値(1.37154)近辺で複利を3本建てる1.3860近辺で2本利食いして1本残す
  2. 1.3860近辺上側の吊り天井1回目 複利を6本建て直し⇒1.3940近辺で4本利食いして2本残す
  3. 1.3940近辺で上側の吊り天井2回目 7本で建て直し⇒1.4010近辺で5本利食いして2本残す
  4. 1.4010近辺で上側の吊り天井3回目 7本で建て直し⇒1.4130近辺で3本利食いして4本残す
  5. 1.4130近辺で上側の吊り天井4回目 4本で建て直し⇒1.3964近辺で手仕舞い



という感じです。
残すというのは、調整が入って押し返された時に
吊り天井用の建玉がまとめて切られるのを防ぐため
何本かは利食いせずに通常の複利のような感じで
含み益狙いで残しておいた物です。
つまり手仕舞いの段階を残っていた複利の本数は

1本(1回目残し)+2本(2回目残し)+2本(3回目残し)+4本(4回目残し)+4本=13本 

という事になります。


上の書き方だとわかりにくいかもしれませんので、
一回あたりの仕掛けの流れを図にしてみました。
これをトレード中に何度か繰り返して
利食い益だけで切り上がりながら
建て増しをしていったと考えてみてください。




以上が今回のトレードのざっくり振り返りになります。
次の記事ではそれぞれの場面での気づきを
さらに深堀りしていこうと思います。





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