オートくるくる(くるくるワイドEA)で吊り天井を自動運用する

2020年10月23日金曜日

オートくるくる

t f B! P L

こんにちは。
前回の更新から大分間が空いてしまいましたが
久しぶりの更新になります。

もうすっかり秋ですね


これまでの記事を更新した後は
吊り天井の利確についての手順を
ずっと検証し続けてきたのですが、
9月以降チャートが動かなくなってしまい
(チャートを読めない自分が悪いのですが・・・)
なかなか次のブログのネタを仕込めない状態が続いていました。

ですが!

別の情報を公開できる事になりましたので
こちらで共有させて頂きます。
めちゃくちゃ凄いですよ!(`・ω・´)


吊り天井の早仕掛け





上のツイートは8月の物になりますが、
その頃何をしていたのかと言うと
8月くらいから建値から1円下あたりで
吊り天井の早仕掛けを繰り返して
カウンターで回収するという仕掛けをテストしていたのですが、
実際問題として、大抜けした時ならともかく
いつ反発して切られるかわからない
小さなヘッジ玉を決済したり建て直したりを
手作業で細かく繰り返すのって考えただけでも大変ですよね。
しかし実は私はこの仕掛けをまったく手間をかけずに行っていました。

ここで実際の取引画面のスクショを見てみましょう。
私のMT4には前回の記事でもご紹介した
ろじゃさん制作のオートくるくる(くるくるワイドEA)が常時セットされています。


ここをご覧の方はお使いの方も多いと思いますので
見慣れた画面になるかもしれませんが、
もう少し寄ってみてみましょう

 

・・・


これは!



なんと「(吊り天井)」の文字が出ていますね!
これは吊り天井をオートで仕掛ける
「吊り天井モード」という機能を
テスト版という扱いで提供して頂いていたのです!
これでボタン一つで吊り天井の決済&建て直しもラクラク
決済の時もタイミングを見計うのに集中できるので
めちゃくちゃ楽ちんなんです。





これは吊り天井が切られて

大急ぎでヘッジトレードに切り替えた際のツイートですが

こんな感じでヘッジトレードと吊り天井を自由に出入りできるのも
もちろん吊り天井モードのおかげですw
(上の2つのツイートの間隔はなんとたったの3分です) 


そんなわけでもう少し詳しく解説していきますね。

吊り天井モードの概要


まず吊り天井モードですが、
解説の前提としまして
この機能はろじゃさんのHPのリンク先にあります
オートくるくるEAの自動ヘッジ機能を改良した物になります。

※自動ヘッジ機能は有償の機能になります

>>オートくるくるLite2(ヘッジ機能搭載)紹介ページ


 「吊り天井モード」はこの自動ヘッジ機能を

改造した物をテスト版として提供して頂きました。

 ※この度テスト版という状態でありながら情報をこちらで解禁させて頂いて

誠に感謝いたします。ろじゃさんにはこの場を借りて改めてお礼を申し上げます。

モード切り替えについて

具体的には、ヘッジトレードと吊り天井の

利確・建て直し操作が酷似している事に着目し

ボタン一つでモードを切り替える事で、

ヘッジトレードと吊り天井の切り替えを行います。

つまり、

自動ヘッジ機能を使っている時は
吊り天井モードは使えず
吊り天井モードを使っている時は
自動ヘッジが使えない状態

 になります。

実装のアイデアを初めてろじゃさんから聞いた時
凄い大胆な発想だなと思ったのですが、
振り返って自分の運用を考えた時
従来のヘッジトレードと吊り天井を
状況に応じて切り替えるというのは
決して矛盾せず、理にかなっていると思いましたし
実際に私も試してみて全く問題は感じませんでした。
それぞれのモードの切り替えで逆行方面の値幅を
漏れなくカバーできるようになります。

ヘッジのバトンタッチのイメージ図です


※ヘッジトレードと吊り天井の往復についての記事はこちら

パラメータの解説


それでは設定画面を見てみます。



※吊り天井モードの解説に関係無いパラメータは
伏せさせて頂いています。

ヘッジ戻り

この項目は、吊り天井決済地点から
設定したpipsだけ上に跳ねた状態で建て直すモードです。
こちらは吊り天井の性格上パスして構わないと思います。

ヘッジ利確幅

吊り天井がどれだけ切り下がったら
決済して建て直すかのリミットを設定します。
ここで設定したpip数で吊り天井の決済と建て直しを自動で行います。

ヘッジ任意ロット数

発注ロットの調整を行います。
0の場合は自動計算です。

吊り天井モード

ここでON・OFFを切り替えます。
ONでヘッジトレードが停止され吊り天井モードが発動
OFFで吊り天井モードが停止され、自動ヘッジモードが発動します。


吊り天井モードSL

吊り天井が建値位置からどれだけ順行した時に
切られるかをここで設定します。
初期値は300pipです。


これらのパラメーターを調整した後は
「ヘッジ確定益」と「売り確定益(本体買いの場合)」の合計額

吊り天井に必要なロットを自動で算出して
仕掛けを行います。

※使わない資金をプールしたい場合は
「仮想建値モード」という機能を使うのですが、
こちらはEA付属のマニュアルに解説を譲ります。


吊り天井が発動すると
ターミナルに吊り天井の建玉が建ちます


 

下のスクショは8月~9月の取引ログのスクショですが、

その後運用を続けていくと
「Turitenjyou」という名前の建玉が
利確を繰り返しながら徐々にロット数を増やしていっている様子が
わかりますね。これは通常のくるくるワイドの
ヘッジトレードの価格の動きと真逆になります。
(通常のヘッジトレードは利確しながら
徐々にロット数を減らしていきます)



これだけの作業を自動化できるのは本当に助かります


つまり、何度も出てきているこの図の
「ヘッジトレード⇔吊り天井」の往復が
ボタン一つでできてしまうという事なんですね!





使ってみた感想


そんなわけで吊り天井モードを使い倒して
今もスキあらば使っている状況なのですが、
ヘッジトレードの下限が実質無くなるので
安心感はかなりの物があります。
また利確と建て直しの作業が
手作業を排除して自動で行われるので
資金効率も相当違います。
何より建て直しの手間から解放されるのは
非常に大きいです。

おすすめの使い方としては
やはり自動ヘッジ機能でヘッジ資金を蓄積しながら
ヘッジトレードのロット数が乏しくなってきた段階で
ヘッジトレードを停止して、
取っておいたヘッジ資金で吊り天井に移行するのがおすすめです。
※ヘッジトレードを停止して吊り天井に移行するのは
以前に実際やってみた事がありますが、
ヘッジトレード停止以降も
下落が止まらなくともヘッジの継続は確認できています。


※ヘッジ停止の参考記事はこちら

個人的にはヘッジトレードが10ロットを切ったあたりで
吊り天井にバトンタッチしておくと、
再び順行した際にも
吊り天井が切れた時点で
ヘッジトレードが復活できるので
若干余力を残した時点での
切り替えをおすすめします。

こんな方におすすめ


現在他の使い方も研究中ですが、
現時点での使い方提案としては
やはり大抜け対策がメインになります。
とは言えくるくるワイドの弱点として指摘の多い
「エントリー直後の大抜け」を
自動ヘッジ機能との組み合わせによって
封じる事ができるというのは
やはり意義が大きいと思います。

もちろん有償の機能になりますので、
誰にもおすすめという訳にはいかないのですが、
くるくるワイドである程度大きな金額を運用中で
突発的な大抜けが気になっている方には
ひとまずおすすめできるかなと思います。
(精神的に凄く楽になれます)

また現在オートくるくるLite無償版をお使いの方で
有償版にバージョンアップをお考えの方は
検討材料の一つとして考えて頂けると嬉しいです。

ちなみに有償版を既にお使いの方で
興味のある方は、「吊り天井モードの件」で
ろじゃさんに問い合わせてみると対応して頂けるとのことです。


個人的には吊り天井モードを使う方が増えて
EAの正式機能になったり
(自分一人のためにろじゃさんの手を煩わせているのは
正直心苦しいのです。。。)
成果報告が聞けたりしたら嬉しいですので
興味のある方ぜひご検討をよろしくお願いします。



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くるくるワイド提唱者の魚屋さんの書籍です。このブログの内容はこちらの書籍の内容を実践している事を前提に書かれた物になります。

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